ピット→アイク←マルス

ピット→アイク←マルスの話。
流れ悪いです。

「アイクさーん！？」
羽をつけた天使は、小走りに走っていく。
人を探しているようだ。
「んー。居ない…。マルスさんと一緒に居なきゃいいけど…」
「何で？」
「何で…てそれゃ、アイクさんをとられないようにするためです…てわあっ！」
隣に人が居るのに気付かなかったようだ。
自分の本心を言ってしまった。
本人の前で。
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「えー？ピットなんてお子様、アイクが相手するはずないじゃない。」
隣に居たのはマルスだった。
お子様扱いされたピットは――怒っていた。
「アイクさんは僕の事が好きなんです！」
「へぇー？本人にでも言ってもらったの？」
「う゛…」
決定的な証拠などあるはずが無い。
何故かというと、今のはハッタリだからだ。
「あ、あるよ？」
語尾が疑問形になっている。
マルスにはそれが嘘と言うことが分かっていた。
あのアイクがそんなこと言うはずがない。

ピットも言ってしまったからには後に引けなかった。
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その時。
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丁度アイクがやってきた。
「何やってんだ？」
「あ、アイク！丁度良いや！アイクの好きな人って誰？」
直球にマルスが聞いた。
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「ちょ…ちょっとマルス…！」
「良いじゃないか。で、どうなの？アイク。」
ニヤニヤと笑いながらアイクの肩に腕を回す。

アイクはそれに全く動じず、
「肉。」
と言った。
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「は？」
マルスは意味が分からなさそうに聞き直す。
「俺が好きなのは肉だ。…何か間違っているか？」
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「いや、だから人って…」
「動物じゃダメなのか？肉じゃダメなのか？」
「…もう、なんでもいいや…。」
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マルスは聞くのをやめた。
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なんかグダグダですね…；
流れが悪い…